歯磨きをよくしていたり、甘いものをあまり食べないのに虫歯になる…
その都度治療をしていても再発を繰り返す人は、口腔2大疾患である虫歯・歯周病を、“生活習慣病”として認識することが重要です。
具体的には、不規則な食生活、清涼飲料水の過剰摂取、夜間の仕事やストレス、経口感染(虫歯・歯周病は食べかすから発生する細菌が原因の感染症でもあるのです)、全身疾患(糖尿病・高血圧など)、喫煙など様々なものが起因しています。例えばデスクワークがほとんどで常に隣にコーヒーがあり、頻繁にたばこを吸っているとか、心当たりはありませんか?
では口腔2大疾患の直接の原因であるプラーク(歯垢)について説明しましょう。
プラークとは食後に歯の隙間などに残った食物が唾液と混ざって時間が経ち、ネバネバした汚れになった細菌の塊を指します。このプラークには大きく分けて2種類あり、生まれたてのプラークと、成熟したプラークです。生まれたてのプラークなら日常のブラッシングで取り除くことが可能。但し、丁寧にしっかりブラッシングができていることが条件です。
一方の成熟したプラークは厄介で別名“バイオフィルム”といわれており、歯科医院での専用器具を用いて除去(歯のクリーニングのことです)しないと落とすことができません。
よく歯磨きしているのにもかかわらず虫歯になられる方へ、成熟したプラークへの管理は万全でしょうか?
このように歯科疾患の原因をごく簡単に解説しましたが、様々な要因が重なり合って虫歯や歯周病になるものなのです。一般的には、歯が痛くなったり、変色してから歯科治療を受ける方が大半です。現代の歯科治療は、様々な歯科材料の開発と多彩な技術の発達で、高度なクリーニングが容易に受けられます。歯を大切にする意識を持続し、生活習慣を見直すことで、身体全体の健康を維持することにもつながります。
つまり、“Sound body with sound teeth:健康な口腔に健康な肉体”
この機会に予防を目的にして歯科医院へ来られてはいかがでしょうか. |